私たちの細胞の中に「プラズマ」という名前がついているところがあります。
それは、細胞の一番内側の膜。原形質膜を英語でプラズマメンブレンと言います。原形質膜はたんぱく質でできています。
たんぱく質の構成要素は、炭素、水素、酸素、窒素。
たんぱく質の構成要素である酸素は、窒素より電子を多く持つので、窒素よりマイナスに帯電する特性があります。逆に、窒素は酸素よりプラスに帯電します。これを、分子内極性と言います。
このため、プラズマメンブレンの外側には窒素がそろっていて、内側は酸素がそろっている状態です。
原形質膜のプラスとマイナスの間を電子は常に行き来をしています。この電子の振動を生命プラズマと言います。生命プラズマの振動は、生物の命が終わるとなくなります。
生命プラズマの振動の始まりは、精子を卵子が受精した瞬間です。
このとき、全体に薄紫に発光して振動が起こり、生命活動が開始されるのです。