プラズマ療法にかかると、目にはほとんど見えませんが、体内で反応が現れてきます。一体、体にどんな影響があるのでしょうか? 今回の記事では、プラズマ療法で起こる特徴的な体内変化についてまとめました。
YouTubeの日本プラズマ療法研究会定例勉強会 WEB版#02の本編とともに、お役立てください。また、PDFファイルも準備いたしましたので、こちらも同時にご覧ください。 http://plasma-salon.net/wp-content/uploads/2021/05/kawaraban-02.pdf
前半https://youtu.be/JsHeECuDZQ0
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1 プラズマ療法とは
プラズマ療法では、①プラズマパルサーという装置にかかり、②プラズマウォーターを飲むという2種類の方法を用います。これにより、振動する電子(e-)(生命プラズマ)とNO(一酸化窒素)を体内に送り込むことができます。こうして、体内のミトコンドリアの活動を活発にし、正常なアポトーシス(プログラム細胞死)を誘導します。
プラズマ療法では、アポトーシスを、非常に重要な概念であると捉えています。私たちの細胞が、強いストレスの影響や、病原体などの何らかの原因で正常に機能しなくなった場合でも、プラズマパルサーにかかったり、プラズマウォーターを飲んだりすることで、正常なアポトーシスを誘導することで、体の機能を正常に戻します。そして、免疫を上げ、病気にかかりにくい体づくりを目指します。
プラズマ療法の目安として、週に1回を目安にプラズマパルサーにかかっていただき、その効果を維持するためにプラズマウォーターを週に1本(~L)摂取していただくということを推奨しています。
また、がんの患者さんに関しては、体内の経過観察のため、毎月の血液検査と3カ月~4カ月に1度のCT検査をお願いしています。
2 細胞のアポトーシスとは
アポトーシスは、細胞死の一つです。アポトーシスは、あらかじめプログラムされた細胞死を意味します。
アポトーシス(apoptosis)の語源は、ギリシャ語の apo(離れて)と potosis(落ちる)です。Apoptosisには、「枯れ葉が木から落ちる」という意味があります。落葉樹は、秋になると、紅葉して文字通り葉を落として冬に備えます。これは、アポトーシスの代表例です。
そのほかには、例えば、オタマジャクシがカエルになるときに尾が消えることや、人間の赤ちゃんの指ができるといった過程でも正常なアポトーシスが起きています。おなかの中の赤ちゃんの手は、はじめは指がなく、水かきのようなもので全ての指がつながっています。その状態から、それぞれの指の間の部分がアポトーシスし、指が形成されていきます。
3 プラズマ療法で起こる特徴的な4つのこと
プラズマ療法にかかったときに起こることのうち、特徴的な4つの反応をここに列挙します。
1・赤血球が一つ一つ分かれて流れやすくなる (※個人差があります)
2・基礎体温が上昇する(※個人差があります)
3・ATP量が増加する
4・血液検査データが変化する(※個人差があります)
これらの変化について、ひとつひとつ解説していきましょう。
3-1 赤血球がひとつひとつ分かれて流れやすくなる(※個人差があります)
→ 血流が促進され体内への酸素供給効率が向上します!
マスメディアでは、血液は、「ドロドロ血液」や「サラサラ血液」などといった表現が用いられています。イメージとして、「ドロドロ血液」は血流が悪く不健康で、「サラサラ血液」は血流が良く健康であると、一般的には捉えられているのではないでしょうか。
赤血球は、無核細胞で中央がへこんだドーナツのような型をしていて、電気的に、内側がプラスに、外側がマイナスに偏っています。そのため、赤血球同士が磁石のようにくっつきあって互いに凝集しやすい状態になっており、通常は、赤血球が10個ほど重なった状態で、血管を流れています。
ところが、プラズマパルサーにかかると、約3分程度で、赤血球の電気的な偏りが解消され、赤血球がひとつひとつバラバラになって流れやすくなるといわれています(3~6時間は効果が持続します)。
3-2 基礎体温が上昇します(※個人差があります)
→ 基礎体温の上昇で免疫アップ!
人の免疫力を上げるのに必要なものとして、基礎体温を上昇させることが挙げられます。基礎体温が1度上がると、免疫力が100倍向上するともいわれています。
プラズマパルサーにかかるっていただくと、体温が36.6℃になるように設計されています。それで、体温が元々低い人は、プラズマパルサーにかかっていただくと、基礎体温が36.6℃付近まで上昇しやすくなります。
3-3 ATPの量が上がります(※個人差があります)
→ 正常なアポトーシスを起こしやすくなります
ATPは私たち生命体が使っているエネルギーそのものです。プラズマ療法にかかり、ATPの量が増加すると、見た目にも活力が出てきます。
3-4 血液検査データが変化する(※個人差があります)
→ 次の項目に変化があります。
プラズマ療法にかかると、血液データの中での肝機能の目安となるマーカーの数値が変化します。特に、血液検査の次の3つの項目において、変化があります。
A・γ-GTPとALPの比率が変わります(個人差があります)
肝機能を見る数値として、γーGTP(ガンマーグルタミルトランスペプチターゼ)とALP(アルカリフォスターゼ)があります。γーGTPは、細胞が壊れるときに、血液中に放出される酵素です。ALPは、胆道閉鎖しても数値が上がりますが、主に、壊れた細胞を修復するときに血液中に放出される酵素でもあります。
通常の血液検査ではγーGTP:ALPは1:1の比率ですが、プラズマ療法にかかりしばらくすると、γーGTPが「1」に対し、ALPが「7~10」と比率が変わってきます。
癌に罹患されている方の場合、プラズマ療法をうけると、非常に特殊な変化が生じてきます。γ-GTPとALPの二種類の比率が変化すると、癌の周りに肉芽が形成されるようになります。
癌患部が肉芽に包まれるため、見た目には、患部が若干大きくなったように勘違いされることがありますが、これは、癌細胞を攻撃するための生体防御反応です。
B・白血球数が上がり、好中球の割合が変化します(個人差があります)
プラズマ療法にかかって3カ月から6カ月ほどすると、白血球数の総量が上がっていきます。この時、好中球の割合が増加します。リンパ球:好中球は、通常は総合的に30%:30%で1:1ですが、プラズマ療法にかかると30%:60%つまり1:2になります。
好中球は、肝臓にも備蓄されていて、必要な時に体内に放出されるので、これにより、好中球の比率の急激な上昇が生じると考えられています。好中球の比率が上昇すると、正常なアポトーシスが始まります。
C・赤血球数が上昇します(個人差があります)
個人差がありますが、プラズマ療法を1年以上続けていると、赤血球の総量が多くなる傾向があります。そのため、一般的な医師の診断では、多赤血球症と診断される場合があります。
赤血球が、凝集しながら流れる通常の血流の場合、多赤血球症は、心筋梗塞や脳梗塞の要因となるとされています。
ただし、プラズマ療法にかかっていただくと、赤血球が、ひとつひとつほぐれて凝集が解除されますので、赤血球数が多少増えてもても、血液はスムーズに流れるようになります。
4 日本プラズマ療法研究会研究報告会より
4-1 がんの超早期発見と再発防止
第8回日本プラズマ療法研究会報告会にて、御川安仁院長(ナチュラルアートクリニック:東京都)のプラズマ療法の臨床報告が行われました。
その中で、御川医師は、プロテオ検査での癌の超早期発見、および尿中ジアセチルスペルミンの数値を使った検査で、プラズマ療法が、がんの再発や予防に有効であることを示しました。
プロテオ検査とは、癌細胞から漏れ出るヌクレオソームという物資を血液中から検出し、癌のリスクを、A、B、Cの3段階で判断する検査のことをいいます。Aは癌のリスク低、Bは要観察、Cは癌のリスクが高い状態であると判断します。
尿中ジアセチルスペルミンは、尿検査で分かる腫瘍マーカーのひとつで、値が250以下なら良好、350以上なら危険と判断します。
次の4つに場合分けして、プラズマ療法を実施したことが報告されました。
1.プラズマパルサーとプラズマウォーターを両方使う
2.プラズマパルサーだけ使う
3.プラズマウォーターだけ飲む
4.何もしない
1のプラズマウォーターとプラズマパルサーを両方使用した場合、尿中ジアセチルスペルミンの数値は最初に計測した数値より50%減少しました。
また、2のプラズマパルサーだけ使う場合と、3のプラズマウォーターだけ飲む場合では、尿中ジアセチルスペルミンの数値は最初に計測した数値から30%減少しました。これにより、プラズマパルサーを使わずに、プラズマウォーターを摂取するだけでも、がん疾患予防に効果が高いことを確認できました。
なお、4の何も使わない場合、尿中ジアセチルスペルミンの数値の変化は、ありませんでした。
以上の報告から考えられることとして、プラズマパルサーの利用が困難な、遠方にお住まいの方であっても、プラズマウォーターを飲んでいただくだけで、がんの再発や予防に対応できるということがわかりました。
4-2 血中コルチゾールの変化
コルチゾールは、ストレスがかかると、副腎皮質から分泌されるホルモンの一つです。多量にコルチゾールが分泌され続けると、心筋梗塞や自立神経失調症などを引き起こす可能性が高いといわれています。
YKCウエルネス研究所 崔元哲代表の報告によると、プラズマパルサーに30分かかるだけで血中コルチゾールが減少したとのことです。
プラズマ療法は、コルチゾールの分泌を抑える作用があるため、上記の疾患を未然に防ぐことに有効だということも分かりました。
時事:新型コロナワクチンには警戒が必要
現在、新型コロナワクチンの接種が始まっていますが、これには警戒が必要です。
1.ウイルスってどんなもの?
その前に、ウイルスはどんなものかというのをおさらいします。
まず、ウイルスは、ウイルス単体では自己増殖できません。その代わり、ウイルスは、自己を複製して増殖するためのDNAまたはRNAを持っています。ウイルスは、増殖装置のある生命体に潜り込み、潜り込んだ生命体の増殖装置を利用して自己増殖していきます。
この増殖の時、宿主となった生命体は、ウイルスの設計図を自分のDNAに取り込むことになるため、ウイルスの影響を受けます。
2.ワクチンの簡単な歴史と遺伝子を使った新型コロナワクチン
ワクチン開発は、1796年、エドワード・ジェンナー医師(英国)が、弱毒化した牛痘のウイルス株を人に接種したことに始まりました。その後、牛痘から人痘に変え、天然痘予防のワクチンが使用されてきました。これは、ウイルスそのものを使う生ワクチンにあたります。
しかし、現在開発されている新型コロナウイルスのワクチンは、ウイルスそのものを使う生ワクチンではなく、遺伝子を組み替えて作成したものです。
遺伝子を使ったワクチンの例として、癌の遺伝子治療薬があります。
ウイルスに癌を縮小させる遺伝子を組み込んだこのワクチンは、高い効果が期待されていますが、重篤な副作用が発生することもわかっています。
このように、生命体の設計図そのものである遺伝子を含んだワクチンを使用すると、一体何が起こるかわかりません。そのため、新型コロナウイルスのワクチンについても、警戒が必要です。