免疫力

免疫力ってよく言いますが、免疫ってなんでしょうね。
免疫とは体内で発生したガン細胞や外から侵入した細菌やウイルスなどを常に監視し撃退する自己防衛システムのことを言います。さまざまな免疫細胞が連動し、ガンを死滅させるために働いています。もし、免疫というシステムが体から無くなったとしたら、私たちはすぐに何らかの病気にかかってしまうのです。

では免疫力って何で量っているんでしょうか?
よく言われているのは白血球数ですね。
では、いったいどれくらいあれば良いのでしょうか?
成人では基準下限値は3300〜4000/µL、基準上限値は8000〜11000/µLと幅があります。
ただし、免疫=白血球数ではないのですね。
白血球の中にも好中球・好酸球・好塩基球・リンパ球・単球の5種類があるとされています。
免疫力を調べるためのは白血球の数だけではなく、その中味を調べないといけません。

人間の体の細胞はすべて自立神経の働きで調整されています。
交感神経、副交感神経の二つの神経のバランスが良いと健康ですね。実は白血球も自立神経の支配下にあります。
人間の免疫は自立神経の調整系と白血球の防御系よってバランスをとっているということです。

笑いが免疫を上げるというのもこういうことからなんでしょうね。
免疫力については複雑なので、これからも少しずつお話していきます。